【難題】子供に『稼ぐ力って何?』って聞かれたらなんて答える?

 
 

昨日のTweetでも触れたのですが、ダイヤモンド・オンラインさんから更新された記事についてちょっと思ったことがあったので触れて見ます!

 


貧困家庭の子供が成長してもお金を稼げない本当の理由:ダイヤモンド・オンラインから
『文化資本』とは金銭以外の個人的資本を指す言葉で、経済資本とは異なる意味を持つ。そして貧困の連鎖や子どもの貧困といった問題とも無関係ではない。そんな文化資本の側面から見た、日本の格差の構造とは?(清談社 松原麻依)

 

この記事で書かれているのは、子供の将来の『稼げる力』というのは、親から子へ引き継がれる『文化資本』に大きく左右される。ということ。
ちなみに文化資本という難しい言葉はココでは下記の様に扱われています。

 

 文化資本とは、金銭以外の個人的資本を指す言葉だ。フランスの社会学者、ピエール・ブルデューは「身体化された文化資本」「客体化された文化資本」「制度化された文化資本」の3つの形態に分類している。

 

「身体化された文化資本」とは、さりげない仕草や立ちふるまいから知識・技能にいたるまで、文字通りその人の身体に染み付いているものを指す。
「客体化された文化資本」は、美術品や書籍といった物として獲得されるもの、
「制度化された文化資本」は学歴などのように、目には見えないが社会的に「意味がある」と認められているものをいう。
 

 

つまり、家族とのコミュニケーションや一緒に生活している中で親から影響を受けて自然と身につく口癖や身なり立ち振舞や、本や美術品などから得られる感受性、学歴などによって子供の成長や、考え方や性格の影響を与えられる。というお話のようです。

 

そしてこれら総合力として『稼ぐ力』としてここでは触れられているようです。

 

やや小難しい言葉が使われているものの、なるほど、たしかに。と首を縦に振りながら読みました。

 

記事の内容についてはとてもよく共感しましたし、改めて子供に残すもの、与えるものって経済的な資本(お金や土地)だけじゃないんだなーってことを思い返すことができたのでした。
その点については納得。

 

でもふと思う。

 

ココで言う『稼ぐ力』ってなにで稼ぐ力なんだろう?

 

稼ぐ力=労働対価 という解釈は現代においてもはや『損』

記事の中で稼ぐ力については詳しく定義されていなかったのですが、下記の文章がありました。

 

「会社で評価されるようなコミュニケーション能力、マナーや作法、お金の管理能力、机に長時間座っていられるような持久力、それらもすべて文化資本と言えます。どれも今の日本社会で有利となる要素ですが、一昼夜で身につけられるものではなく、ましてや経済的な支援のみで解決できる話でもありません。スタートラインの平等を信じることは、ある意味危険なことだと思います」

 

ココまでの文脈と、この文章から読み取ると、稼ぐ=働いて収入を得る、というところに集中しているような気がします。

んー、ちょっと引っかかるんですよね(-_-;)

企業に務めて働いたりパートに出て稼げることだけが『稼ぐ力』なのでしょうか(*´ω`*)?

 

ブログ読者さん&Twitterフォロワーのバンコさんからもリプライ頂きました(*´ω`*)ありがとう

そうそう。稼ぎ方って今いろんなやり方ありますし、その方法は探せばたくさんありますよね。
それだけ夢の叶え方もたくさんあるってことです。

 

稼ぎ方でいうと例えば、
ポイントサイトやアンケートサイトでスキマ時間でお小遣いを稼ぐことができたり。

 

クラウドソーシング(ネット上で在宅でお仕事できる内容の仕事を探す方法)で個人でも仕事を得やすくなったり、

 

YoutubeやライブチャットでLIVE配信することで視聴者から“投げ銭”を貰えるようなこともあるのだとか。

 

私の様にバイナリーオプションという投資で稼ぐというのもその一つですね。
あとはブログを運営することでアフィリエイトで稼ぐという方法も、今では随分見慣れたものになりました。

 

Youtubeやライブチャットでライブ配信をするのってちょっとわかりにくい感じもしますが、
私世代の説明をすると、『路端で大道芸して稼ぐ』ような感覚だと思うと、なんか成り立つような気がしてきます。

 

私達(アラフォー)の世代や上の方たちって戦後教育(頑張る=偉い)の影響を色濃く引き継いでいて、“稼ぐ=労働”という認識は一段と強いのかもしれません。

ですが、このようにお金を稼ぐという手段は様々あるわけですし、

そのやり方を知らない人でもネットで調べて積み上げて行けば習得できる世の中になった今、

現代やこれからの時代においてその考え方はもったいない、というよりもはや損です。

インターネットによってパソコンやスマホひとつあればそれでお金を稼ぐことができる世の中になったのです。
それこそ企業や組織に属しているいないに関わらずね。

 

私はこうした広い方法を含めてお金を稼ぐ方法を知り、選択できることが『稼ぐ力』なのではないかな、と思います。

労働以外の選択ができること、それが現代の稼ぐ力

私達大人世代もそう。
それに、これから大きくなる子どもたちにとってみれば、『働くだけではない、広い視野で稼ぐ方法を知っていること』が、その子の人生を大きく分けることになると私は思います(*´ω`*)

労働以外の選択肢を持っていれば、本当にやりたいこと、に専念できますよね。
夢の叶え方は子どもたちが自分で実践するしかありませんが、そこまでの道筋は私達親が教えてあげることはできるはずです。

 

子どもたちがもう少し大きくなって、これからの将来を考えるときには、お金を稼ぐことが目的になってしまわないように話をしてあげるつもりです。
そうしたコミュニケーションの中で『文化資本』を引き継ぐことができるのではないでしょうか。

 

 

みなさんは『稼ぐ力』って何だと思いますか?
よかったらTwitterやコメント欄、メールでお話きかせてください(*´ω`*)

コメント

  1. さくさく より:

    おそらくここにコメントする方は、人生の勝ち組が多いと思います。しかし、私は負け組なので、その立場でのコメントとなります。ご了承ください。
    稼ぐ力→自分で生き抜くことができる力。
    私の所属する会社は給料が安いため、特に男性は結婚、子供の誕生を機に転職する方が多いです。
    この状況について、先週、私は今いるメンバーにこんな話をしました。「転職することで給料が上がるかもしれないが、会社に人生を預けている状況には変わりはないから、転職は根本的な解決法ではない。もし会社がつぶれてしまえば、自分では何もできず、路頭に迷う可能性が高い。だから本当は投資でもなんでもいいから自分で稼げる能力を身に着けることが必要。」
    ただし、稼ぐ力を身に着けるには、行動力と能力、さらに努力する才能が必要だと思います。

    ちなみに、私には稼ぐ力は全くありません。BOも攻略法も頂き、トレードを添削していただいたにも関わらず、21戦4勝17敗という成績。本当に申し訳ないです(´;ω;`)

    • kaori より:

      さくさくさんコメントありがとうございます(*´ω`*)!

      勝ち組、負け組、という線引をするのはまだ早いと思いますよー!
      私も利益を出すまでには時間かかりましたし!
      あまり勝ち組、負け組という言葉は好きではないのですが、いわゆる勝ち組か負け組が確定するのは諦めたときかその人が満足した時です。
      つまりその人のさじ加減ということですね。

      それ以外は『勝ち組を目指している状態』で、それは負け組ではないと思います(*´ω`*)
      言葉遊びのようですが、会社のメンバーさんにも素敵な言葉を残されているさくさくさんは広い視野で大事なことをしっかりと理解されていると思います。

      転職することで給料が上がるかもしれないが、会社に人生を預けている状況には変わりはないから、転職は根本的な解決法ではない。もし会社がつぶれてしまえば、自分では何もできず、路頭に迷う可能性が高い。だから本当は投資でもなんでもいいから自分で稼げる能力を身に着けることが必要。」

      おっしゃるとおりだと思います。距離を置いて割り切って付き合うこともできたでしょうに、こんな言葉を会社の方に伝えられるのって素敵だと思いますよ!

      ただし、稼ぐ力を身に着けるには、行動力と能力、さらに努力する才能が必要だと思います。

      そうですね、稼ぐ能力は行動力と努力で身につけられると思いますし、その行動力と努力もやり方で全部自分でどうにかしなくてもいいと私は思います。
      自分一人でできないのであれば仲間を作ったり、自己解決が難しいことは他人を頼るってことも大事ですよね。

      その成績も、まずは1トレードを見直すところから始めていきましょう!

  2. バンコ より:

    「稼ぐ力」とは、、、→生き抜く力
    何で?、、、、、、、→自分一人では生きていけない。
    どうして?、、、、、→必ず誰かに助けてもらっているから。
    それで?、、、、、、→その人にお礼とかしたいじゃない?

    うちはこんな感じです。
    難しいな、、、、(-_-;)=3(笑)

    • kaori より:

      バンコさん
      稼ぐ力の解答Verバンコ ありがとうです!

      解答は『生き抜く力』ですね。力強いです!

      読者さんとメールをしていて、割りと目にするのは、バイナリーオプションに取り組む目的は『お礼参り』したいです、という声。
      まずは自分たちの生活を変えていきたい気持ちがありつつも、
      お世話になった方や親類にいつかお返しがしたい、という気持ちが頑張る気持ちを掻き立てるのは私もよく分かるんです。

      そう考えると、お金を稼ぐ=ガメつい、セコい、というイメージはどこから生まれたのかステレオタイプ的な考え方ですよね(笑)
      お金を稼ぐって、大切な人や大事な方々に優しくできるようになるってことだと私は思うんです。いいことですよね。
      もっとこうした考えが浸透してお金を稼ぐということに前向きになったり、そうすることを世間が肯定するようになればいいなって思いますね。

  3. バンコ より:

    稼ぐ力(術)がようやく?クローズアップ出来るようになってきたこの頃。
    アラフォーバンコも義務教育から会社勤めに至るまで、特に習うことも触れることも無かった(-_-;)。(それ以外の大事なことは教わって育ったと思うけど)

    自分自身の加齢とともに、親兄弟親戚の老い、直近の子供の成長を感じる度に
    労働対価だけでは結果的に「時間」の切り売りは避けられない、と直感。

    一度退職してネットビジネスからバイナリーなどを経て、再雇用されてみると
    現場ではプライドを持って皆働いている?と思うが、価値観はそれぞれ。

    バンコはやっぱり危機感が強いな、、、。
    節約下手なバンコ家は、結局実入りを増やす方が正解かもしれないので(-_-;)(笑)。

    子供達の友人に自営業の方もおるけど、バンコオヤジのような自由業は良くも悪くも
    そういった選択肢(稼ぎ方とかいろいろ)を少しは見せられているのかも、と思う次第です。

    諦めない=可能性の模索→今は無限→行動せよ(出来るから)。

    って伝わればなぁ(-_-;)(笑)。

    • kaori より:

      バンコさん
      そうなんですよね〜(-o-;)『お金学』って全く知らないまま大人になっちゃいますよね。
      なんなら お金を稼ぐ=ガメつい、セコい、と言ったネガティブイメージさえ持つことも。

      労働対価=時間の切り売り、 はおっしゃる通りで、しかもその大事な時間を削って得られる収入(時給とか月給)って
      他人の裁量で決められた金額という点にも、なんだかおかしさを感じちゃうんです。
      1時間頑張ってパートで働いて1000円って、冷静に考えて安すぎます!

      子供達の友人に自営業の方もおるけど、バンコオヤジのような自由業は良くも悪くも
      そういった選択肢(稼ぎ方とかいろいろ)を少しは見せられているのかも、と思う次第です。

      諦めない=可能性の模索→今は無限→行動せよ(出来るから)。

      って伝わればなぁ(-_-;)(笑)。

      私にも自営業の友達が数人いますが、やはりそこの子達はどこか似通ったところも感じられて、
      やりたいこととやりたくないことの線引がはっきりしている気がします。(笑)

      自営業の方は確かに子供に『いろんな選択肢』を見せられて、その選択は自分次第だと言うことをぼんやりと感じ取っているのかもしれません。
      そうしたように、バンコさんの意図もきっとお子さんに伝わると思いますよ(*´ω`*)