バイナリーオプションの勝敗に影響する10個の要因【②為替変動の要因】

なんでもかんでも経験してみないとわからないことってたくさんありますよね^^
経験してみて『あぁ、そうと知ってたら予め準備できたのに…』なんてボヤいちゃうこともあると思いますが、バイナリーオプションもそのとおり『先に知っておけば今頃うまく行っていたのに…』なんてことがあります。

バイナリーオプションは為替(通貨)の価格の変動を予測するものなので、そもそも為替がどのような要因から影響を受けて変動するのかを知ることができると、バイナリーオプションで勝ちを得ることや負けを退けることにつながっていきます。

このブログ記事では【②為替変動の要因】について解説!
為替の動きの仕組みと、その為替の動きはどういった要因に影響を受けて変動するのかについて見ていきます^^

それ以外にもバイナリーオプションの勝敗に影響する要因がありますので、こうしたポイントを押さえることでこれからのバイナリーオプショントレードの成功確率を高めて行きましょう^^♪

バイナリーオプションの勝敗に影響する4つの大きな要因

  • ①トレード環境要因・・・ブローカーやトレードするデバイスや場所に関わる16個の要因
  • ②為替変動の要因・・・相場の価格変動に影響するファンダや通貨選択に関わる10個の要因
  • ③トレーダー要因・・・トレードする人の状態やスキルに関わる8個の要因
  • ④メンタル的要因・・・トレードする人の精神的な状態に関わる8個の要因

各項目をクリックしてページに飛びます♪網羅できるようにしっかり説明したので“べらぼう”に長い記事になってしまいました^^;少しずつ読み進めてください。

トレードの勝敗における決定打にはならないかもしれませんが、負ける回数を減らす為には是非知っておいた方がいいです。
それではみていきましょう^^

バイナリーオプション4つの勝敗要因ー②為替変動の要因について

為替変動の要因-【知っておくと取引に役立つ話】


ご存知の方も多いと思いますが、ここでは為替値がどうやって動くのか?何に影響を受けて変動するのか?を知るところから話を進めてみます^^

為替値が動く仕組み

ドル円、ユーロドル、豪ドルカナダドル、などなど通貨のペアがありますが、こういった通貨の価格は常に変動しています。
いわゆる相場や、チャートと呼ばれるものですが、それらは全てその通貨を欲しい人、いらない人の多さで値動きが発生します。

欲しい人(買う人)が多ければ価値が高くなり、いらない人(売る人)が多ければ価値は低くなる。これが通貨の価格の仕組みです。

これだけ押さえておけば、通貨の価格がどうして動くのか、どんな要因が価格の変動に影響をあたえるのか、がわかりやすくなります^^

  • その通貨を欲しい人、いらない人の多さで値動きが生まれる!
  • 買い手が多ければ価値が上がり、売り手が多ければ価値が下がる!

さてさて、この理解を元にドル円の為替値を題材にして考えてみます。

こんな風にドル円の通貨ペアで価格が上昇しているってことはドルの価値が上がって、円の価値が下がっているってこと^^ 言い換えればドルを買う人が多く、円を売る人たちが多い場合にこの状態になります。むか~し“たまごっちブーム”がありましたが、1つ1,980円のものが、レアなもので9万円で取引されていた、なんてこともあったそうですが、なんでもかんでも、欲しい人が多ければ価格が高騰するのって同じですよね^^;

ちなみに通貨だと価値の判断がわかりにくい!という方は価格差を極端にしてみるとわかりやすいです。

1ドル=10円→少ない円で1ドルになる。つまりドル安円高ってこと。
1ドル=10,000円→たくさんの円でやっと1ドルになる。つまりドル高円安ってこと。

画像のような上昇は、絶えず変動する値動きの一部なので特別どんな影響によって伸びているかまでは曖昧ですが、通貨の価格が上昇しているってことはドルを買い、円を売る人(取引する人)がたくさんいるってことは間違いありません^^

これからご紹介するのはその通貨が欲しくなるか、欲しくなくなるか、それを左右する要因ということです^^

ちなみに経済について詳しくなる必要は一切ないのでご安心ください(*´ω`*)
私も経済のことはよくわかりませんがなんとかなっています(笑)

国ごとの情勢

ドルはアメリカ、円は日本、ユーロはヨーロッパ圏、豪ドルはオーストラリア、というように、通貨はその国ごとに使われているものですよね^^
そしてその通貨を買う人は何を考えてその通貨が欲しいと思うのかというと、国の将来性=通貨を持っていても安全かどうか?です。

国が大きく成長し経済が発展し、安泰であればその国の通貨をしばらく持っていても安全ですよね^^

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2009年のことですが、ジンバブエドルというジンバブエ国で使われていた通貨では、色々あって通貨の価値が薄くなって(低くなって)しまったがために、価格崩壊を起こしとうとう通貨の廃止を余儀なくされた事がありました。
卵3つを買うのに1050億ジンバブエドルが必要だったとか。現代においても通貨がなくなることってありえないわけではないんですね^^;

このように通貨を持っていて大丈夫か?リスクはないのか?そういったことを知るために国の情勢を見ることが一つの指標になっているんですね(*゚∀゚)

つまり!
国の景気と為替の変動は表裏一体であると言うことなので、この結びつきがある限りバイナリーオプションのトレードでも国の景気を知ることは関係がないとは言い切れないんです^^

政策金利・税率

国の成長や将来的な展望が一つの指標になって為替の動きに影響を与えていることは少しずつ見えてきたと思います。
では国の成長や将来的な展望はどの様に見ていくのでしょうか(*´∀`*)

経済成長率や国際収支といったムズかしそうな数字が伸びていたりすると“イイ感じ”なのですが、それ以外にも指標にされるのはその国の『政策金利・税率』という視点です。

政策金利とは、中央銀行がその他の銀行にお金を貸す際に設けている金利のことをいいます。(私達が銀行に預ける際には直接影響はないところの話ですね^^)
政策金利は頻繁に上がり下がりするものではありませんが、それ故に利上げ利下げになると為替変動への影響も大きくなります。

ちょっと詳しい話は省くのですが、これが為替にどう影響するか大雑把に説明するとこんな感じです。

◯利上げ→銀行が世間からお金を集める→経済の動きが鈍くなる→国の成長率下がりやすい→ドル高円安になりやすい
◯利下げ→銀行が世間にお金を流す→経済の動きが活発になる→国の成長率が上がりやすい→ドル安円高になりやすい
国の成長が進めば“この国の通貨は持っていても大丈夫”という心理でたくさん買われるので、価値が上がりドル円の通貨ペアでは“ドル安円高”になるというわけです。

次に税率についてですが、これも政策金利と同じく頻繁に上がり下がりするものではありませんが、為替への影響もあります。

以前、消費税率が5%から8%へ上がった事がありましたが(2014年頃)、その時のあなたの感覚としてはいかがでしたでしょうか(;´∀`)?
“税金上がるのヤダなぁ” という感覚だった人が多いと思います。(笑)
その感覚が周りまわって為替の動きに影響していきます。

◯税率上がる→大きな買い物が奥手になる→経済の動きが鈍くなる→国の成長率下がりやすい→ドル高円安になりやすい
◯税率下がる→大きな買い物がはかどる→経済の動きが活発になる→国の成長率が上がりやすい→ドル安円高になりやすい


このように政策金利も税率の変動は、国の成長に寄与したり一時的な不安材料になることがあるため為替変動へ影響するということがわかりましたね!

要人発言・口先介入

次によく為替の動きに影響を与えると言われるのは、国の政策や金融政策に関わる重要な人物の発言です。
要人発言といいますが、
例えば日本の政策金利であれば中央銀行(日本銀行)のTOPである黒田東彦総裁、増税については現内閣総理大臣である安倍首相の発言は大きな意味を持っています。
メディアがこのお二方の発言をいろんな見方をして解釈しているのは、こういった背景があります。
それ以外にも経済閣僚の方や財務官の方などの発言も取り沙汰されることがあります。

また、似たような物として口先介入と呼ばれるものがありますが、これは政府の偉い方や金融関係の方が自らの発言によって相場を意図した方向に動かそうとすることをいいます。

最近だとトランプ大統領の発言が注目を集めていますね(笑)
今年の1月中頃では米紙面のインタビューで「ドル高すぎ!」と発言したことが話題になり、相場もトランプさんの意図したように動いたようです。

各国の政策や金融政策に関わる人物と言うのは決定権があるだけに、挙動一つ一つが大きな影響力となるのですね^^

ただこの要人発言や口先介入をバイナリーオプションでどう活かすかについては個人的には気にしなくても問題ないと考えています。ただ、急な値動きがあった時にどういった可能性が考えられるか?という選択肢の中にあるのとないのとではその場の対応力が変わってくるので【知っておくと役に立つ】という認識でいるとイイと思います^^

私はバイナリーオプションでトレードするときには急な値動きがあった際にYahoo経済ニュースやTwitterで調べることで判断しています。特にTwitterは為替の動きに対しての情報収集をするのにとっても便利です^^

天候・天災・テロ・戦争

次に為替に影響をあたえるのは天候・天災・テロ・戦争と言ったものです。
どれも突然で予期せぬ出来事なのですが、規模が大きくなると一時的なリスク回避が目的でその国の通貨を売る人が増えます。

911のチャートです。こうした場面ではリスク回避の動きが取られることが多いです。ここでは米国への不安感でドル売り円買いが進みドル安円高の方向へ一時的に動きました。

経済ニュースなどで大規模な知らせがあった場合、一時的なものではありますが、バイナリーオプションでのトレードでも影響が生まれます。
焦らず、相場の進む方向をじっくり見てから取引するかどうかを決めましょう。

投資家心理

ここまでは国の情勢や、それに関わる主要人物の言動などをご紹介してきましたが、別の視点で相場を見てみると、これらを受けて通貨を売買する人(投資家、トレーダー)が相場の動きに影響を与える力は絶大なものといえます。

為替は、買い手や売り手が多くなることによって通貨の価格が変動します。
その為買い手売り手である投資家が様々な要因を受けて相場の動きをどう捉え、どう売り買いするのかによって通貨の価格の動きが変わるということですね^^

通貨を売買するのは国や、機関投資家、個人投資家、など規模も数も様々です。

国や機関投資家は数十億、数百億、数千億というお金を使って投資を行うためそれだけで相場への動きが生まれるそうです^^;
自らの取引で意図した方向に価格変動の流れを作り出すことができるのですから、ものすごい影響力です!

個人投資家である私達一人ひとりは、売買をしても微々たる規模なので相場の価格には一切その動きは影響しませんが、一人ひとりの影響力は小さくとも、それが束となった時にはこれもまた為替を動かす大きな影響力にもなります^^

バイナリーオプションでも局面によってこうした投資家心理を利用することができれば、相場の流れを読み解く材料になります。どういった時に売買動機が生まれるか?という目線で相場を見ると投資家心理を読み解くことに一歩近づくでしょう^^

為替変動の要因-【知っておくと取引が有利になる話】

為替の変動は日々刻々と変化しているため、最初は掴みどころのないものに見えてしまいがちですが、通貨ペア毎、時間帯毎に値動きの特徴があるので、それを知ることができるとその日のイレギュラーに気づけたり、その日のトレードに最適な通貨が見えてくるため、きちんと狙いのある通貨ペア選び方ができれば勝率に貢献することができるんです♪

ここではそんな通貨選びの際に持っておくと自分有利な選択ができる視点をまとめておくので、明日からの通貨選びの際に意識してみてください♪

時間帯毎の通貨変動

一見不規則に見える通貨の動きは実は1日を通してある程度の特徴があります。
為替の動きは、国ごとのトレーダーの参加率によって影響します。
例えば1日の中で最もトレーダーの参加率が高いのは夜の21時から夜中の2時3時辺りまでです。
これはロンドンの外国為替市場とアメリカの外国為替市場の2つが重なる時間帯だからです^^

  • オセアニア時間・・・朝6時~昼12時の間
  • アジア時間・・・朝9時〜昼過ぎ15時の間
  • 欧州・ロンドン時間・・・昼過ぎ15時〜深夜3時の間
  • アメリカ・NY時間・・・夜21時〜朝5時の間
特に時間帯が重なり始める所はそれだけトレーダーが多く参加する所なので相場も動きやすくなります。これによって1日の為替全体の動きが影響を受けるため、値動きに大まかな特徴が生まれます。

  • ・・・トレーダーの参加人数が少ないので相場も大きくは動かず、一定の価格帯を行ったり来たりすることが多い。
  • ・・・アジア圏の指標発表が集中するため、トレンドになる事がある。動く通貨と動かない通貨が別れている時間帯。
  • 夕方・・・徐々に変動幅が大きくなって通貨全体にスピード感が出てくる。夜〜深夜に向けての方向性がこの辺りで固まる。
  • ・・・アメリカの指標発表が集中するため、相場の逆行やトレンドの加速など何かしら大きな値動きが見られることが多い。
  • 深夜・・・トレンドはトレンドとして、レンジはレンジとして継続し、朝に向けて徐々に値動きも静まっていく。

1日を通して相場の動きのイメージはこんな感じです。
通貨によって多少異なりますが、大まかな流れやタイミングなどはこのような理解で問題ないかと思います^^

トレードする際に、もしくは自分のトレードが集中しやすい時間帯の動きの特徴はしっかりと掴んでおきましょう♪

通貨ペア毎の値動きの特徴

通貨毎に値動きの特徴があるのでここではバイナリーオプションでトレードし易い主要6通貨ペアをざっくりと解説しておきます♪

◯USD/JPY(ドル/円)・・・ドル円はバイナリーオプションでも取引がし易い通貨として有名な通貨。1日を通して急激な値動きをすることが少ないのでトレンドに乗っかりやすく、バイナリーオプションでは順張りがし易い通貨です。テクニカルツール通りの動きをすることが多いため、未経験者さんや初心者さんにはとても扱いやすい通貨です。

お昼頃と夜の21〜22時頃は値動きを大きくする指標発表(後述)が行われることが多いため、値動きが見られた後のトレンドを狙うとイメージどおりのトレードがし易いです。午前〜お昼過ぎ、夕方以降の値動きも活発であり、1日を通してトレードがし易いので未経験者〜経験者まで広くオススメの通貨です!

 
◯AUD/USD(豪ドル/ドル) ◯AUD/JPY(豪ドル/円)・・・豪ドル自体が安定している通貨であるため、ドルへの売り買いがそのまま相場の動きに現れやすいです。値動きは小さい時が多いですが、一度動くと素直な動きが見られるため、機会を伺って取引していくと良いです♪

通貨全体を通して昼間の値動きと言うのは小さくまとまりがちですが、豪ドル系の通貨は最も値動きが活発になるのは朝〜午前中なので昼間にトレードが集中する方は、ドル/円と合わせて見ていくとエントリーチャンスを見つけやすいはずです。^^通勤途中の電車でお世話になる方も多いのではないでしょうか^^

 

◯EUR/AUD(ユーロ/豪ドル)・・・ユーロ自体は加盟国が多いため、経済ニュースや国の情勢に影響を受けやすいですが、豪ドルの安定感がうまく中和してくれているような通貨です^^ そのおかげか、大きく荒れるイメージは少ないのでバイナリーオプションでは狙い目の通貨としてオススメです!

ユーロの取引が15時頃から動いて来るため昼過ぎからは少し見方を変えてトレードできると対応しやすいと思います^^

 

◯EUR/USD(ユーロ/ドル) ◯EUR/JPY(ユーロ/円)通貨ペアの中でも取引量が多いため、トレンドが生まれやすい通貨です。バイナリーオプションで順張りを狙う際には強い味方になります。

ユーロが欧州時間である15時から動き出すことと、ドルがNY時間である21時〜から動き出すので夕方〜0時にかけて尻上がりに値動きが強まっていきます。逆張りにはあまり向かないので注意!

ボラティリティ(通貨の変動量)

通貨ペア毎に時間帯の動きに特徴がありますが、その他にもボラティリティ(通貨の変動量)を見ていくことでバイナリーオプションに最適な通貨を選ぶことが出来ます^^

ボラティリティが高いと、それだけトレンドが生まれやすく、順張りが成功しやすくなります^^
逆にボラティリティが低いと、小さい値動きが続いている可能性が高く、エントリーしても逆行して負けてしまうことが多くなります。

便利なボラティリティ表を貼っておきますので、この表を元に現在ボラティリティの高い通貨を見つけ、優先的にトレードして行きましょう^^

オススメは5分、15分で並べ替えて数値の高い上位3通貨がバイナリーオプションで取引に最適な通貨となります。

経済指標発表

経済指標発表とは、国や銀行などの金融機関が政策の発表を行ったり、国の成長率がいいのか悪いのかを数字で発表しているイベントのことをいいます^^

経済指標にはGDP、雇用統計、住宅着工件数などなど様々な発表があるのですが、大事なのは、注目度の高い指標発表が行われたタイミングでは相場がドカーンと大きく動くことがある、ということを知っていることです。

バイナリーオプションでは各経済指標発表の意味や、内容については知らなくても問題ありません(*゚∀゚) ですが、発表される日付や時間を知っておくことでバイナリーオプショントレードでの失敗を未然に防ぐことができるので、テクニックとして一つご紹介しておきます♪

経済指標発表カレンダーという便利なものがあります^^

重要度の高い指標発表はそれだけ注目度が高くなるので、発表されたときには値動きが荒れることが多いです。発表時間前後でトレードする際は様子を見ながら進めてみてください^^

為替の変動要因が分かると、相場の動きに戸惑わなくなる

経験してみないとわからないことはたくさんありますが、こうして知識として事前に知ることができれば、いざってときの力に出来ますよね^^!
なかなか今の相場が直接何に影響を受けて変動しているのかを掴むことは難しいですが、それでもこのブログ記事の内容を知っているだけで、何かの影響で売り買いが盛んに行われているのかな、丁度通貨が活発になってくる時間かな、なんておおよその目星が付けらるようになるはずです。

原因がわかれば相場が上下どちらに進むのかを探る手がかりにもなりますし、より高度な読みでバイナリーオプションのトレードをレベルアップさせることが出来ます♪

こうやって少しずつでもバイナリーオプションで勝てて稼げる方が増えたらいいなと思います^^
勝ちを増やして負けを減らして行ってもらえたらと頑張ってブログ記事にまとめた甲斐があります(笑)
長くなりましたが、ここまでご覧いただきありがとうございます♪

 

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