FXやバイナリーオプションで最も認知度の高いインジケーターと言えば、やはり移動平均線ですよね😊
そんな移動平均線について皆さんはどれくらい知識があり、そして活用できていますか^^?
といったくらいのことは知識として持っている方も多いと思います💡
理解度のばらつきはあれど、
- 設定期間の終値の平均をグラフ化したインジケーターであること
- 相場転換やエントリーポイントのサインとして役立つこと
というのはバイナリーオプションの取引をしていれば自ずと分かってくるでしょう💡
もしイマイチ分からない方がいるのであれば、まずこちらの記事からご覧下さい^^
移動平均線の基本的な使い方を知る
※移動平均線の設定方法はこちらから^^
しかしながら、それだけの理由で移動平均線が最も使われるインジケーターになっているのは不思議だとは思いませんか?😊
使いやすさや機能性で言えば、価格の強弱が分かることから逆張りで使用されることの多いRSIやCCI、そしてボリンジャーバンドなど、他にも相場分析に最適なインジケーターは多いです。
そこで今回は、1番使われるインジケーターとなった移動平均線の特性を3つに分けてすべて書き起こそうと思います✨
この記事の解説をサクッとまとめた動画もご用意してあるので、先にご視聴いただけるとスムーズに学習していただけるかなと思います!
移動平均線を使いこなし、手法として役立てられるようこの記事を参考にしていただきますと幸いです🍀
【目次】
移動平均線(Moving Average)を使った3つの相場判断
移動平均線を使うことで
- ①相場の進む方向性
- ②相場の勢い
- ③タイミング
の3つを予測していくことができます😊
※クリックでそれぞれの項目にジャンプします🔍
それぞれ順番に解説していきますが、先に気になるものがあれば項目をクリックして下さい✨
①移動平均線を使って相場の進む方向性を判断する
FXもバイナリーオプションも上下どちらに相場が進んでいくかを予測する投資です💡
そのため、上下どちらに進んでいくか予想しやすい状況でトレードをした方が勝てる可能性が上がります(*^^*)
では実際に移動平均線を使ってどのように相場の進む方向性を判断するのかを見ていきましょう🔍
移動平均線の方向性を見る
まずはすごく簡単な方法から😊
移動平均線の向きを基に現在の相場が進む方向性を知ることができます💡
向きを見るだけなので、視覚的に判断しやすいですよね💡
そして真横に向かっていれば現在の値動きは方向性が曖昧で、上下どちらに進んでいるかが判断しにくい状況と言えます^^
続いては移動平均線に対するローソク足の位置から方向性を判断していきます🍀
移動平均線に対するローソク足の位置
移動平均線は“相場の平均値”として見ていくことができるため、直近の価格(ローソク足)が“平均値より上か下かって視点”で見ていくとすごくシンプルに判断できるようになります💡
現在の相場が上下どちらが優勢なのかが見えてくると、エントリー方向も自然と絞ることができるので、複雑な相場分析も一気にシンプルになると思いませんか😊?
ちなみに相場が進む方向性が曖昧な場合、ローソク足と移動平均線は次のような位置関係になります^^
ローソク足と移動平均線の位置から方向性を判断する
これだと上下どっちの方向が優勢なのかって判断しにくいですよね😅
こうして方向性が明確な相場と曖昧な相場を比較するとどちらが狙いやすいかって一目瞭然だと思います✨
移動平均線はたった1本の線にも関わらず、現在の相場が進む方向性をシンプルに判断できるとっても優秀なインジケーターなんです😊
移動平均線の設定期間による違い
移動平均線の期間は任意で設定することができますが、この設定期間によって次のような違いがあります💡
画像は先ほどと同じ1分足に移動平均線の期間を20、50、100の3種類を表示してみました✨
- 期間(20)→短期の移動平均線
- 期間(50)→中期の移動平均線
- 期間(100)→長期の移動平均線
移動平均線は設定した期間を基に終値の平均値を表した線なので、期間が違えば動き方も角度も異なります^^
期間が短ければ短いほど現在の値動きに敏感に反応し、期間が長ければ長いほど現在の値動きに鈍感になるのが移動平均線なんです💡
このことから、短期間の相場の流れを読むなら短期間の移動平均線、長期間の相場の流れを読むなら長期間の移動平均線がそれぞれ適していると言われています^^!
まとめるとこんな感じです👇
- ◯得意=相場の本来の動きを見失いにくい(ダマシに遭いにくい)
- △不得意=急な値動きに追いつくのに時間がかかる
【短期MAの特徴】
- ◯得意=急な値動きにすぐ対応できる
- △不得意=相場の本来の動きを見失いやすい(ダマシに遭いやすい)
このように短期・長期の移動平均線にはそれぞれ得意・不得意があります😊
そのため短期・長期の移動平均線を基に、得意なところで不得意なところをカバーしていけるような使い方ができると理想的かなと私は思います💡
ちなみに短期と長期の移動平均線を使うことで、相場状況の変化をいち早く察知することが可能です^^
短期と長期の移動平均線のクロスが相場状況の変化の初動になりやすい
短期の移動平均線が長期の移動平均線をクロスすると相場状況が変化するときの初動になりやすいと言われています🍀
反対に上から下にクロスすることを“デッドクロス=下降へ転換する合図”と2本の移動平均線を使って判断することができます😊
もちろん、設定期間や狙い方にもよるのでクロスしたからといって必ず転換するわけじゃありませんが、こうした判断が当てはまるポイントも多く、一つの判断材料として意識しているトレーダーもたくさんいます💡
クロス発生後はこれから相場が転換していくかもしれない!そう考えておければ、方向性が明確になったときに慌てずに相場の値動きを先読みしながらチャンスを待ち構えることができるでしょう😊
このクロスを使った移動平均線のトレード手法については、別の記事をご参考下さい✨
移動平均線を使ったエントリーサイン
②移動平均線を使って相場の勢いを図る
方向性を作っていくときの勢いが強ければそれだけ目指す方向が明確になっていくので、ここでは移動平均線を使って相場の勢いを図る方法をご紹介します💡
移動平均線の角度
ここまでお伝えしたように、移動平均線は設定した期間の終値を平均化して1本の線で表したインジケーターです😊
そのため、急激な値動きが発生すれば価格の動きに合わせて移動平均線も形状を変えていきます🍀
画像内の移動平均線の角度と値動きを比較すると、どちらの勢いが強いかが明確ですよね😊
このように移動平均線の角度を見ていくことで、現在の相場の勢いをパッと見で簡単に図ることができます💡
移動平均線とローソク足の離れ具合(乖離率)
私生活の中では「乖離」ってあまり使い慣れない言葉かもしれませんね😊
でも仕組みさえ分かれば言葉ほど難しくはないので、この機会にぜひ移動平均線とローソク足の乖離から相場の勢いを図る方法を覚えておきましょう✨
そのため、急激な値動きが起きてローソク足がグンっと伸びたときには移動平均線がすぐに追いつけず、“ローソク足と移動平均線の間に空間”ができることがあります💡
この空間が『乖離/乖離率/乖離幅』と呼ばれるものです😊
ローソク足と移動平均線の間にできた空間=“乖離”はいつかは必ず埋まるもの
先ほどの乖離ができた相場のその後の値動きです🍀
勢いが強ければ強いほど乖離は広がっていきますが、この乖離もいつかは埋まる。って知識があれば、「そろそろ乖離が埋まるんじゃないか?」という視点を持つことができるようになります^^
こうした視点を常に持てていればエントリーしようとした際に「見送る、あるいはエントリーの後押し」になることもありますので、移動平均線を使うなら覚えておいて損はないでしょう💡
③移動平均線を使ってタイミングを図る
トレードの成功率を高めるためには適切なタイミングを図る必要があります😊
移動平均線を使ってどのようにタイミングを図るのか?見ていきましょう🔍
移動平均線は基準になる
ここまで何度も言ってきましたが、移動平均線は設定した期間の終値をベースにした相場の平均値なので、移動平均線を意識するトレーダーは世界中にたくさんいます😊
そのため、移動平均線に対するローソク足の動きによって上がる・下がるといった予測を立てることができるんです🎶
例えばこんな状況👇
※分かりやすいポイントを選んだ結果、ここでは5分足を使って解説します^^
このように、相場が進む上方向に向かっているときに、下方向に向かってくるローソク足を移動平均線が跳ね返すタイミングを『押し目』と言います😊
移動平均線にぶつかれば必ず跳ね返す!わけではありませんが、移動平均線を一つの基準として意識しているトレーダーは多いため、移動平均線でタイミングを図る際にはとても有効な方法です✨
今回ご紹介した『押し目・戻り目』の他にも、移動平均線を使って売買ポイントを見極める“グランビルの法則”という考え方があります😊
以前にしっかりと解説した記事がありますので、興味がある方はこの機会に併せてご参考下さい🎶
グランビルの法則はこちら
④おまけ
移動平均線の使い方についてお話してきましたが、おまけとして移動平均線の種類について簡単に解説します😊
移動平均線(Moving Average)には色んな種類がある
- Simple→Simple Moving Average:SMA=単純移動平均線
- Exponential→Exponential Moving Average:EMA=指数平滑移動平均線
- Smoothed→Smoothed Moving Average:SMMA=平滑移動平均線
- Linear Weighted→Linear Weighted Moving Average:LWMA=線形加重移動平均
今回MT5上に全種類の移動平均線を表示してみました😊
全て平均値を1本の線として表示していることは変わらないのですが、それぞれ算出方法が異なることから若干、見た目が変わりますね^^
計算式を知る必要はありませんし、自分が使うものだけ理解していれば十分ですがせっかくの機会なので簡単に特徴をご紹介します🔍
※全て期間(20)で設定しています^^
SMA=単純移動平均線
ここまでの解説の通り、設定した期間の終値の平均値を1本の線で表示してくれています💡
大きなトレンドを捉えるのが得意な反面、突発的な値動きには遅れて反応する傾向があります^^
EMA=指数平滑移動平均線
直近の値動きを重視していることから、SMAよりもローソク足に近い動きをするのが特徴です💡
細かい値動きを捉えやすい反面、突発的な値動きにもくっついてしまうのでダマシにも遭いやすくなります^^
SMMA=平滑移動平均線
SMAやEMAよりも大きな流れを捉えるのが得意な反面、細かい動きは苦手です^^
ちなみにSMMAの期間を半分の10にしてEMA(20)と一緒に表示すると…👇
LWMA=線形加重移動平均
EMAよりもさらに細かい値動きを捉えやすくなる反面、突発的な値動きにもさらに弱くなります(苦笑)
以上がMT5にデフォルトで搭載されている移動平均線の紹介です💡
最終的にはどんな狙い方をするかによって移動平均線の種類も異なるので、ご自身の狙い方に合わせて活用すると良いでしょう😊
それでは最後に今回のまとめです💡
移動平均線は相場の進む方向性を知るのに最高のパートナー
今回の記事では移動平均線の設定方法から、実際のトレードでどのように使っていくのかをお話してきました😊
もう一度、ザックリとおさらいしておきましょう💡
※クリックでそれぞれの項目にジャンプします🔍
私自身、移動平均線にはすごくお世話になっていて、インジケーターの中でも一番古く一番深く、とてもとても親密なお付き合いを今までしてきています(←BOだけでも5年ほどのお付き合いです。笑)
そういった背景もあって、いつかはきちんと情報をまとめたい!って思っていたので、今回私のパートナーをきちんとご紹介できて良かったです🎶
そしてこの記事を通して移動平均線がどれだけ優秀かつ、シンプルに相場分析を行えるインジケーターなのか?ってことが少しでも伝わっていたらとても嬉しいです✨
今回ご紹介した移動平均線を使った成功率の高いトレード方法や、バイナリーオプションを投資として成功させ、継続的に利益を上げるためにはどうすれば良いのか?その考え方を無料プログラムにて解説しています😊
また学習プログラムの中では当ブログの攻略法【3カウント戦略】(全800ページ以上)の詳細や一部(245ページ)無料配布も行っているため、興味のある方はぜひ下記のページから詳細をご確認ください(^_^)
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